いつの間にか3月も中旬。
春らしい陽気の日も増えてきた中で、気になり始めるのが紫外線ではないでしょうか。
そんな紫外線。紫外線だけではなく最近注目されている「近赤外線」はご存知でしょうか?
今回は先日参加した「最新の近赤外線について学ぶセミナー」の内容を元に、近赤外線について書いていきます。
※本ブログは日本化粧品検定主催のセミナーにて花王様に講義いただいた内容と化粧品検定公式テキストに掲載の内容を元に執筆しております。
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太陽光とともに生きる〜メラニン色素は人類の味方??〜
近赤外線の話をしていく前に、太陽光のお話からしていきます。
太陽光といえば生命が生まれた時から付き合いのある自然のものです。
人類は太陽光とうまく付き合いながら生存するために進化してきました。
例えば最初は紫外線から身を守るために毛むくじゃらだった人類。次第に動き回るようになると汗を出すために毛を無くしていきます。
しかし、体毛の下は肌ですから、毛以外の方法で紫外線から肌を守る必要があります。そこで、紫外線から肌を守るために褐色の肌を手に入れます。
これが「肌にメラニン色素をためて光から守るメカニズム」です。
こう見ていくと、美肌の敵とも言われるメラニン色素は実は人類の進化の過程で見ていくと「味方」だったとも言えるわけです。
メラニン色素は「味方」の観点で見ると、紫外線から鮮やかな肌を守る色素というわけです。いわば天然のサンスクリーンです。
しかし、ご存知の通り、ターンオーバーが追いつかず蓄積してしまうと美肌の敵である「シミ」の原因になるのです。
というわけで、太陽光を浴びることは健康の観点で見れば決して悪いことではないのですが、浴び方によっては危険ということで、太陽光とはうまく付き合う必要があるというわけです。
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近赤外線とは?
それでは、最近注目されている近赤外線についてお伝えします。
「太陽光」=「紫外線」と思われていう方も多いかと思いますが、実際地表に届く太陽光は、「紫外線」「可視光線」「近赤外線」の3種類に分類されます。
紫外線はご存知の通り、UV-AとUV-Bのことです。
まずUV-Bはレジャー紫外線とも呼ばれるもので、波長が短く屋外での日焼けの原因とされているものです。たくさん浴びるとシミや炎症の原因にもなるものですね。
日焼け止めでいうと「SPF」が防ぐ目安を示しています。
一方UV-Aは生活紫外線と呼ばれるもので真皮まで届くとされる波長の長い紫外線です。地表に届く紫外線の9割がUV-Aで、シワやたるみに繋がりやすいとされています。
日焼け止めでいうと「PA」が防ぐ効果を示しています。
可視光線に代表されるのは「ブルーライト」。紫外線よりも肌の奥に届くと言われており、太陽光だけでなくPCやスマホなどからも発せられる光です。
そして近赤外線は「IR」とも言われており、紫外線・可視光線よりもより肌の奥に届いてしまうものです。
引用元:https://outerskin.jp/ir/kenmochi_column19.html
日焼け止めを塗っても肌がジリジリする気がする、ヒリヒリしている気がする…と感じるのはまさにこの近赤外線の仕業。
光老化の原因とも言われており、シワやたるみを引き起こしてしまいます。
これからの日焼け対策は??
ここまで述べてきたのでもうお分かりかと思うのですが、紫外線対策だけで日焼け止めを選ぶのではなく、近赤外線対策にも着目して日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
そこで本セミナーのお土産でもいただいた、近赤外線対策もできる日焼け止めがこちら。
2020年3月7日に発売になりました、ビオレUVアスリズム サンバーンプロテクトミルク です。(画像右)
その他すでに発売中のスキンプロテクトエッセンスとスプレータイプのもののいただきましたので、またの機会に比較記事を書きますね💪✨✨
花王様のページにある「アウタースキンラボ」というページでは様々な内容のコラムが更新されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
▼2019年に使ってた日焼け止めはこんな感じ。
▼化粧下地は日焼け止め効果のあるものを使っています
▼今回のイベント主催が運営する化粧品検定の勉強法はこちら
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